2012年1月1日(Domingos) 最後のArcos 南側から馬小屋
10:00家を出発 11:00イワンとイサクの家へ
いよいよ最後のArcos取材の日となった。昨日、約束したので、イサクとイワンの
水門の家に向かった。絵を描いていると、イサクが声をかけてくれた。いつ帰るの
と聞かれたので、明日マドリーに帰るよというとさみしそうに、友達だからねと握手
してくれた。
旧市街の下の橋のたもとの水門でもう1枚描いた。その後、背後の坂を登り、
ポソの畑の前を通った。そしたら、綿畑は耕されていて、前に描いたポイントへは
いけなくなっていた。
その後、綿小屋の前を通り、ねぎ畑には水がたまっていた。灌漑施設が整って
おり、水やりをしたのだろう。このように、真冬の時期でもふつうに作物が収穫でき
るところがアンダルシアである。
最後の絵は、馬小屋(メモリアル)をもう1枚と決めていた。正面から1枚描き、
家に17:00に帰った。馬小屋のわきの道をふりかえると、空にオレンジの気球が
あがっていた。帰って、部屋の掃除をした。
1月2日(Lunes) Madidへ
6:30起床 8:17にカルボナートを出た。
部屋をチェックするので、日曜日に出発しないでくれということだったが、
チェックもしないで、OKだといわれ、店主と握手をして別れた。ここの
ペンションは格安なので、本当に助かる宿である。
8:42に大荷物をかついで、下のバスターミナルに着いた。Arcosの
最後の景色は少し薄もやがかかっていて、別れを惜しんでくれている
ように感じた。
9:36にUbrique行きに乗り、Villamartinまで乗った。前乗ったとき
は2.18ユーロだったのが、新年になり料金が2.27ユーロに改訂され
ていた。10:10にVillamartinに着いた。11:25にSevilla行きが出発
した。(6.49ユーロ)12:50にSevillaのアンダルシアのバスターミナル
プラド・サンセバスチャン駅に着いた。その後、タクシーでマドリードなど
長距離のバスターミナルのプラサ・アルマス駅に向かった。(5.5ユーロ)
Madrid行きは15:00発だった。(21.3ユーロ)
21:00ごろMadridの南バスターミナルに着いた。メトロで民宿マルデ
クリスタルに着いたのは22:00だった。こう考えると、Arcosは本当に遠い
なあと思う。
着くと主人のJeremyさんは、これから出張だそうだ。5年ぶりにいろいろ話が
したかったけど、残念だった。朝早く、韓国の男性が泊まりますと言い残してい
った。
1月3日(Martes) Segovia
朝起きると、韓国から朝着いた男性が食事していた。韓国の外務省の職員だ
そうだ。ものすごく笑顔のいい、いい青年だった。これから、いきなり勤務だそうだ。
いっしょに、韓国風の朝食をいただいたが、おなかにおいしさがしみわたるほど
ほんとうにおいしかった。
以前からJeremyさんに勧められていたSegoviaに行こうと思っていた。Segovia
はバリバリの観光地だけど、交通の便がいいので、Madridに夕方もどり、お土産
とアントニオ・ロペス・ガルシアの画集を探そうと考えていた。
宿のPCでMIXIと楽天のブログに旅の概略を投稿した。
9:10にマルデクリスタルを出発し、メトロのプリンシペ・ピオ駅に向かった。
10:30発Segovia行きのバスに乗った。(往復13.14ユーロ、片道7.3ユーロ)
11:40にSegoviaに着いた。乗客の半数は中国人のようだった。
町のシンボルの水道橋はすぐに見つかった。水道橋の東側にそって、おおもと
がどうなっているか知りたかった。そうすると、水道橋の高さはだんだん低くなり
やがて、水路だけとなり、道路と交差しているところで終わっていた。
また、水道橋の高いところの橋のたもとにあるメソン・カンディドという豚の丸焼き
で有名なお店に13:00に入った。5分待ってくださいといわれ、案内された。注文
したのはグリーンサラダ、子豚の丸焼き、ビール。やがて、30分ほどして皿にのった
子豚が運ばれて、それを皿を縦にしてナイフがわりに切り分けた。1頭を6等分して、
自分は後ろ足があたった。食べた感じは、豚というより鳥に近くものすごく柔らかい
のに皮がパリパリだった。料金は豚は21.5ユーロで全部の料理で31.6ユーロだ
った。ここは、世界的に有名店らしく店内には有名人の写真が貼ってあった。そした
ら、主人があらわれ、どこからきたのですかときいてくれ、ハポンですと答えたら、
日本語のパンフレットをくれて、サインをしてくれた。彼は、伝統料理の特別な称号
をスペイン国王よりいただいているそうだ。
その後、ものすごく大きなカテドラルやディズニーの白雪姫のモデルとなったアル
カサル(お城)を見学した。もちろん、カテドラルやアルカサルの規模には度肝を
抜かれたが、Segovia周辺の景色が中世そのままで時間が止まったようにすばらし
い趣をもっていた。Segoviaの周辺部はかなり絵になるなあと感心した。また、15
世紀カスティーリャ国王の城下町だっただけあって、壁の質感がものすごく気に入
った。
16:30のバスでMadridにもどり、Sol(ソル)のコルテ・イングレスというデパートの
本屋でアントニオ・ロペスの画集をみつけた。これは、最近作がたくさんのっていて
本当にいい画集だった。(32ユーロ)あと、ソローリャの画集も買った。(11.8ユーロ)
Solは、人でごったがえしていた。すりにあっても困るので、買う物を買って引き上げた。
21:00ごろマルデクリスタルにもどったら、韓国の彼はベッドで爆睡していた。そり
ゃあ疲れるわなあと思った。自分も22:00に寝た。
1月4日(Miercores) 帰国
5:00 起床 隣で寝ているので、荷物をほかの部屋に移動させ、整理した。
6:20 朝食
6:40 マルデクリスタル出発
7:30 バラハス空港到着 空港までのメトロは、通常の券のほかに降り口で1ユーロ
の券を購入しなければいけない。2〜3年前から始まったそうだ。
空港でお土産を買い足した。キーホルダー2つとピンバッチを買った。
9:05 スパンエアーでフランクフルトへ 11:50ごろ到着
13:45発ルフトハンザLH736便をまっていたら、13:30ごろ日本語アナウンスが
あった。Wブッキングしてしまったので、席が1つ足りなくなっている。次の大阪経由に
移動してくれたならば、ビジネスクラスの席を用意し、若干の謝礼と名古屋までの
新幹線料金をもつという内容だった。アナウンス中に席を立ち、申し出た。そしたら、
お願いしますという2つ返事だった。札幌までのフライトのことも申し出たら、それも
用意してくれた。この間のやりとりの間、来た人が3人もいた。ラッキーだった。
自分の性格は、せっかちでありすぐ行動に移すというのが特徴である。
それが、役立った。
ビジネスクラスは、一度経験しているが、エノコミーと比べると天国である。座席が
ベッドになるし、飲み物、食べ物、サービスが格段にグレードアップする。おまけに
あとで、●00ユーロ銀行に振り込まれるそうだ。ほぼ、旅行で使ったお金と等しい。
おいしすぎる。。(笑)
結果は14:00のLH740便で関西国際空港に向かい、1月5日10:55 JALの
便で千歳に13:00ごろ着いた。13:50のバスで札幌の自宅に15:00ごろ着いた。
あとがき
今回は、なんだかんだ無理やりスケッチの枚数をかせごうなんて
思ってはいなかった。だから、あせらないで自分の描きたいように
描いていた。そして、前回歩いた道をなぞるようなことになってし
まった。どうしてなのだろうかと思ったら、前回の行動がかなり最善
の行動だったからで、しかも我ながら驚きの行動力だった。
ただ、場所々々で感じることは、自分の腕が以前より上がっている
ことに気づいた。だけど、体力は落ちているのも自覚した。
今回の旅行は、自分の大好きだった場所が変わって失われいった
ことを自覚した。かわりに違う魅力も見つけた。このように、自分も
変わるのだけど、取材する場所も日々変化する。絵を描くということは、
その時間、その場所、自分とが偶然出会うことである。そして、それは
二度とないことなんだということがわかった。だから、描く時間が愛お
しく感じられた。もうこの風景は二度とないかもしれないし、このような
場所を選ぶ自分もないかもしれない。一期一会という言葉があるが、
スケッチする、絵を描くということは、「一期一会」の営みだと思った。
TOLEDOさん お帰りなさい〜!
1〜4まで一気に読みました。スペインの地域名はセゴビアしかわからなかった(T_T)。。。けど。
一期一会の言葉どおり、スケッチ旅行は成果を出しましたね。
えらそうに言っちゃいましたが、ご無事に帰還でき何よりです。
ユーロがまた安くなって、円高にも以前としてなってます。
ヨーロッパはこれからどうなっていくんでしょう?
クリスマスからお正月までを海外で過ごした時間をいつまでも大切にしてくださいね。ご家族もご健康で、よいお年でありますように!
末筆になりましたが、「明けましておめでとうございます」
konsomeさん
あけましておめでとうございます。
さっそく読んでいただきありがとうございます。
この成果を4月の東京での作品にいかしたい
です。思いがけず、いいことがあり、カミサン
にほめられました。。。(笑)
konsomeさんのヨーロッパ旅行って、きっと
素敵な旅行記になるんでしょうねえ。ぜひ、
お願いします。
TOLEDOさん
こんばんわ〜〜〜
あいかわらず、、素敵なスケッチ旅行をされてますね==
私も、昔は水彩を本気でしてた時期があって、、
興味津々で見せていただいてます〜〜〜
最近は絵手紙サイズで、当然ながら水張りなどするハズもなし
楽チンで遊んでます。。。
見させていただいて、申し訳なくも楽しませていただいてます=〜
カフク・エビ男さん
ありがとうございます。
直筆の絵はがきは、本当に喜ばれます。
12月24日に投函した絵はがきが、
ようやく今日届きました。でも、喜び
はかなり大きいようで、ここぞという
ときは有効です。自分は、生徒全員
(全校14人)と職員(10人)に
送りました。小さい紙なら水貼りは
必要ありませんよね。自分も4号サイズ
ですので、そのまんまです。今度、
旅先での絵手紙を拝見させてください。
TOLEDOさん
利用規約に違反している投稿を見つけたら、
をクリックして報告できます。